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トピックス

平成29年 年頭所感
[全日本漬物協同組合連合会 会長 近 清剛]

 

2017年1月1日

イメージ:全日本漬物協同組合連合会 会長 近 清剛
全日本漬物協同組合連合会 会長 近 清剛

明けましておめでとうございます。農林水産省、関係官庁並びに関連産業の皆様、そして全国の会員企業の皆様。佳き年をお迎えのこととお喜び申し上げます。また、昨年度中は格別のご支援ご指導を賜りましたことに、心より御礼を申し上げます。今年もよろしくお願い申し上げます。

さて本年2月26日を迎えますと『第4回漬物製造管理士・技能評価試験』が実施されます。毎回多くの業界員社員の方々の受験を頂き、又お忙しい中、試験委員をお引き受け戴きます各ブロックの役職者の皆様に厚く御礼を申し上げます。又、多くの会員企業の皆様より、強い要望を賜りました『技能実習生』につきましては、昨年11月に2法案(略称・@技能実習法、A入管法)が成立されました。本年はいよいよもって漬物産業が受け入れ認定産業になるべく本格的に行動を起こしてまいります。

また、『ミラノ食博』が醸し出した、『発酵食品』の価値。私達産業の大切な価値です。私たちの産業は、親やその前の先人達が長い歴史の中で、漬物という各地域の伝統漬物や家庭漬けを自らの努力で起業を行い、家業とし、又その努力と力をもってその地域の産業力を高め、地域に貢献し、その地域の伝統漬物をもって地域ブランドを育て、また地域の伝統野菜を守り、継承の役割を務めてまいりました。そしてその地域の雇用を担ってまいりました。されど現在の社会は大きく変貌し次の世代が、質の高い仕事と新しい『漬物』、『発酵食品漬物』への情熱を、その時代時代に挑戦ができる土壌である産業社会に育てる責任があります。私たちの産業を様々な角度から社会に伝える行動が必要です。私たちの産業は、その地域の農業と雇用を守り、バリューチェーンで地域に貢献をし、もってその地域の漬物文化を継承し、地域ブランドを守り作り育ててゆく使命があります。それを成すにも組合力が必要で、その地域で支え合う事業を積み重ねることであろうと存じます。

本年も『漬物グランプリ2017』の決勝大会が4月29日に開催されます。新年は希望。一丸力を持って頑張って参りましょう。

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