メニューへジャンプ 本文へジャンプ
本文の開始
全日本漬物協同組合連合会
〒101-0021
東京都千代田区
外神田2−16−2
千代田中央ビル303号
TEL 03-3253-9797
FAX 03-3253-9798

全国の漬物協同組合のご紹介

愛知県漬物事業協同組合

愛知県

あいちつけもの王国
愛知県漬物協会青年会ホームページ

http://tsukemonooukoku.chicappa.jp/aisatu.html

沿革

愛知の漬物は、尾張、三河地方等の豊富な原料野菜産地を背景にもっていたことや、その一方で、首都圏、近畿圏に次ぐ大消費地圏としての市場性を併せもっていたことから、生販あいまった屈指の「漬物王国・愛知」を形成し発展してきた。
大正年間から既に同業者組織である「名古屋漬物製造同業組合」といったものも組織されており、業界内の交流、情報交換も活発に行っていた。
戦後は、昭和28年に今日の基礎となる「愛知県漬物協会」(稲田萬吉会長)が設立され、その後、34年には愛知農村副業協会、愛知県沢庵生産組合連合会等と大同団結し、しかも当時愛知県知事の桑原幹根氏を同会会長に迎え、産・官両輪体制をしいた。38年には法人化して社団法人愛知県漬物協会として、その基盤を一層強固なものにした。
その後、全国団体の協同組合法人化の流れと合わせ、愛知県でも新たに協同組合法人の「愛知県漬物事業協同組合」を昭和46年1月20日に設立した。

現況

当協同組合と社団法人愛知県漬物協会は、設立以後も相互に密接な関係を保ちつつ、事業活動を行ってきたが、昭和54年5月両団体の事業運営を一本化し、実質的に同一事業、同一役員のもとで運営を行うことになった。
組合事業面では、愛知県、農林水産省の指導のもと、農林規格検査所、県農業試験場、県食品工業技術センター等と共に産官学で守口大根の母本選抜及び地域産品としての新しい原料開発に努める傍ら漬物の技術研究を毎年続け、守口漬、渥美沢庵、刻み漬、調味浅漬の振興に当たっている。また、毎年1月6日には熱田神宮で漬物振興祭、8月20日には萱津神社で香の物祭を斎行するなど伝統的な行事も積極的に行っている。
昭和50年、60年代の健康性を志向した低塩食品ニーズは、漬物業界にもその対応を求め、こうしたことから低塩漬物、浅漬嗜好が大きな時代の流れを形成した。当組合においても産官学の協力の下、的確な対応を図り大きな飛躍を遂げた。
しかし平成の時代に入ってからは、表示問題や産廃(野菜残渣)問題またリサイクル法といった消費者また環境に対する新たな課題、さらに病原性大腸菌O−157問題を機とした更なる「安全・安心な食品」づくりは、HACCP、ISOといった新しい衛生製販環境への取り組みを、斯業界、当組合に要求してきているが、今後ともこれらの諸課題の克服に向け、組合員一致団結し、積極対応を図り伸長を期すつもりである。
なお、当協同組合と社団法人愛知県漬物協会は事業を一体化し、事業活動を展開しているが、平成10年に愛漬協会が「創立45周年記念事業」を実施。その翌年に同事業の一環として11月5日〜7日の3日間、名古屋市千種区の「吹上ホール」において、全漬連との共催で「全日本つけものフェスタ」を開催したことを受け、当組合も全面的な後援を行い、入場者45,000人を超える大成功を収め、斯業界に大きな勇気と希望を与えることができたことは、誇りと喜びとするものである。

特産品

守口漬、渥美沢庵、各種刻み漬とともに近年は、調味浅漬の有力産地として脚光を浴びつつある。

このページのトップへ

ページの終了