|
宍道湖・中海という二大湖を抱え、松江城や出雲大社などの観光名勝を持つ島根県はまた、広大な耕地を有する恵まれた土地柄にある。漬物製造業の歴史も古く、名産品である「津田かぶ」は江戸時代、松江市津田付近の藩の菜園場に、近江(滋賀県)から日野かぶを移植したのが始まりといわれている。その後改良を重ねながら、現在の津田かぶが完成された。
組合組織としての歴史は浅く、それまでは任意の親睦団体として県内の業者が集まりを持っていた。しかし、全日本漬物協同組合連合会からの加入要請もあり、平成6年、会員9名で島根県漬物組合を設立した。
|