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全日本漬物協同組合連合会
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全国の漬物協同組合のご紹介

栃木県漬物工業協同組合

栃木県

栃木県漬物工業協同組合ウェブサイト

https://tochitsuke.com/

沿革

栃木県は、昔から楽京、生姜、大根の産地であったことなど、かなりの歴史がある。
戦前は、矢田厚、吉田半造氏等を中心として任意組合があり、その後終戦を経て、昭和27年頃、岩下源次郎氏を会長とした栃木県漬物工業協会が新発足した。
2代目会長渡辺周平氏を経て、昭和39年に至り、協同組合設立により、金子泰吉理事長、森山清松副理事長という人事による栃木県漬物工業協同組合の発足をみたのである。
昭和58年6月25日、栃木県漬物工業協同組合青年部を設立し、初代青年部長は遠藤栄氏で、現在は5代目秋本部会長が務めている。

現況

当組合の組合員数は現在36名で、年々増加傾向にある。本県の漬物出荷額は、全国第5位にあり急成長を遂げている。主力製品は、ショウガ、ラッキョウ、ナスであるが、たくあんは減少傾向にある。最近では、コスト削減、品不足への対応から、輸入原材料に依存する割合が高くなってきており、ショウガ、ラッキョウなどを中国、台湾、タイ、インドネシア等から半加工品で輸入している状況である。ただし、ナスなどの浅漬については地元産を使用し、地場産業の振興を図るべく努力しているが、安定した確保が困難で、野菜価格の変動に大きく影響されるという問題もある。したがって現在は、酢漬王国ともいわれている一方で、観光地を控えてたまり漬も有名である。
最近の健康ブームで、漬物は健康志向に合致した食品として見直されている。現在では企業努力により、漬物の低塩化や添加物の少量化が図られていることからも、漬物をPRし、需要の拡大を促進しなければならない。そのためには、人材の育成が重要である。当組合では、青年部が中心となって、食品業界先進地研修・視察、講演会の開催など活発に活動を行っているが、このことが企業発展の一助にもなり、また、後継者が育成できる要因にもなっている。
当組合としては、栃木県食品工業指導所などの行政の支援、宇都宮大学名誉教授前田安彦先生にも指導頂き、企業間の情報交換を密にしながら、産学官連携して、新たな事業展開の方向づけをしていくことで業界の発展を図りたい。

特産品

たまり漬
楽京
生姜
甘酢生姜
紅生姜
浅漬

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