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全日本漬物協同組合連合会
〒101-0021
東京都千代田区
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TEL 03-3253-9797
FAX 03-3253-9798

全国の漬物協同組合のご紹介

香川県漬物協同組合

香川県

香川県漬物協同組合ウェブサイト

http://www.tsukemono-japan.org/kagawa/kumiai/

沿革

香川県は煙草の栽培が盛んであった。これの後作に大根の生育が適していたため栽培する農家が多く、大東亜戦争当時には農業団体の産業組合(現農協)にも漬物加工部を設置した組合もあった。特に終戦前の昭和19年頃には漬物も統制物資として業界にも漬物統制組合が設立され資材の配給や原料の割当等が行われ、製品は宇品の糧秣庁に軍用物資として沢庵漬、味噌漬、福神漬、からし漬等に加工して大量に納品する事業所は45カ所が組合員であった。組合長には弾正原熊太郎氏が当たり終戦後の昭和22年頃まで続いた。昭和28年頃にはこれらの加工品は京阪神の市場に出荷する他に道がなくなり、沢庵漬等は伊勢や阿波沢庵に立ち向かうすべもなく産業組合等は殆ど休業して部も廃止された。幸いにもポリエチレンの開発ができて業界ではこれで袋になった袋詰品に進出し、一方醤油漬が盛んになった折で、香川県も農業試験場内に食品加工研究室が設置され、加工の研究にご指導を頂いた後に業界全地区にも大きく貢献頂いた三好英晃博士を生み出した事にもなったが、香川県漬物協会を32企業で設立して協会長に弾正原熊太郎氏が当たり加工技術の研究と業界の親睦に努めた。あらゆる食料品物資が豊富になり、醤油漬がやや弱体化した昭和45年7月、県の指導を得て香川県漬物協同組合を残存企業10社で設立し、理事長に弾正原正清氏が就任して資材等の共同購入や三好先生を中心に加工技術の研鑚や共同ブランド商品の開発等努力していたが、昭和50年のオイルショック後には組合員の約半数がスーパーなど流通の産業と他県より特産品や山菜漬等の入荷が多くなり、休業及び廃業した。残存した企業は各々が他所の良質の豊富な原料を求め、工場や事業所を設置して消費者ニーズに応える調味浅漬等の商品開発に努めている。

現況

流通の変革と消費者ニーズが健康、安全志向に変貌した中にあって、他県の梅干、山菜漬等多様化した特産品の流入により、香川県内には原料の生鮮野菜も青果市場に求めざるを得ない状況の中にあるが、各社とも調味浅漬を主体に努力している。

特産品

胡瓜ピクルス、オリーブ漬、からし漬、その他調味浅漬各種が好評である。

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