漬物ポータルサイト ロゴ
   
   
Google
ウェブ 漬物ポータル内

北海道漬物協同組合


地図:北海道

沿革

 

  昭和45年、北見市出身の田村垣氏が従来の漬物協会の組織を強化して北海道漬物協同組合を設立され今日に至っている。

現況

 

  当北海道漬物協同組合は組合員24名で運営されている。組合を設立した田村氏が、平成元年3月まで20年間の長きに亘り理事長を務め、北海道における漬物業界の先端を担い、商品開発に特に意欲を燃やし、毎年業界の指導的立場にある先生方を迎えての講習会、また道庁農政部とのパイプを太くして北海道の風土に適した漬物原料野菜の研究等に、大きく貢献した。
  現在も路線を踏襲して、平成元年度は青首大根を、近年はキムチ用の白菜を北海道独自の漬物原料用野菜とすべく、道農政部を通して、農業試験場、農業普及所等の指導のもとに実施している。近い将来寒冷地の特徴ある商品が生れる事を期待している。10年前は北海道の漬物の代表は、早漬沢庵だったが、現在は青首大根の栽培が増えて産地も各地に広がり、製品も浅漬風が増えている。夏場の北海道をもう一度見直して頂きたい。
  秋口からは紅鮭を使った、はさみ漬が全道から出荷されている。生産量はまとまっていないが、冷蔵コンテナから宅配便までと、幅広い出荷が行われ北海道ならではの「氷温漬」で人気を博している。最近の物流の改革は賞味期限の折込みで作りおきが出来なくなったことに対応するための製造対策が重要で小口化が進み益々むずかしい業界になって来ている。新ミレニアムの2000年、これからのお客様に一世紀喜ばれる商品作りを心掛け生残れる業界でありたいと願っている。海産物の豊富な北海道なので、今後も魚介類を使った漬物の研究を進めて愛される製品づくりに邁進していきたい。

特産品

 
  • 紅鮭漬
  • にしん漬
  • 青首大根糖しぼり漬
  • 聖護院大根漬
  • なた割り漬